My Playlist／ 2011年9月 ②

1. Devendra Banhart - Brindo

「Oliver Peoples」が2011年S/Sコレクションのプロモーションで、Devendra Banhartをフィーチャーして作ったミュージック・ビデオ。

2. Devendra Banhart - Little Yellow Spider

3. Devendra Banhart - Lover

アイビーリーグに二義性を与えた男／ John F. Kennedy ジョン・F・ケネディ

 ケネディ氏の着こなしは今見ても決して色あせていない。アメリカでは道行く人を見れば、彼の様な格好をした男性をたくさん目にします。それはフォーマルだけに限らず普段着においても、彼がアメリカのスタイル、特にアイビーリーグ・スタイルに最も影響を与えた人物の一人であるという証明なのでしょう。僕は残念ながら、彼の生きていた時代をリアルタイムで体験した世代ではないのですが、今でもメディアを通して目にする彼のエレガントな風貌とカリスマ性には憧れを感じています。彼が好んで身に付け、その一時代を築いた象徴的アイテムとはなんだったのでしょうか‥‥

永久不滅のファッション・アイコン／ Steve McQueen スティーブ・マックイーン

2011年彼がこの世を去ってから、30年が過ぎた今現在でも僕たち男性にとって、いや性別は関係なく永遠の憧れであり、アメリカを象徴する偉大な人物であることに間違いありません。ファッション、車、バイク、いや彼のライフスタイルをお手本にしたいですね。

アメリカの良心

 PENDLETONの定番柄「チーフ・ジョセフ」

1863年PENDLETON(ペンドルトン)の創設者である英国生まれのトーマス・ケイは、オレゴン州ブラウンズビルにある、同州第2の規模の毛織工場運営支援のために渡米する。

イラストから見る「古き良きアメリカ」／ Harry Beckhoff (ハリー・ベックオフ)

1901年アメリカに生まれたHarry Beckhoff氏。1927年から本格的にイラストレーターとして活動をはじめました。彼のシンプルかつ綺麗な線の運びでユーモラスに人物を描くスタイルは多くの人々に深い印象を残します。

My Playlist／ 2011年9月

1. Cornershop ft Bubbley Kaur with M.I.A. 'Topknot' - Caveman Remix

2. Booker T. Jones - "Progress" (Feat. Yim Yames Of My Morning Jacket)

3. Fujiko Hemming - "L'adieu" Valse No.9 A falt major, op,69 No.1

先日Fujiko Hemmingさんの東日本大震災チャリティーコンサートに行ってきました。とても素晴らしいピアノ演奏でした。みなさんも、もし機会があればHemmingさんの演奏を聴きに行ってみてください。 

みんなの憧れ「Alden」特集(1)／ Aldenの歴史

定番の紳士靴として不動の地位を築いた「Alden (オールデン)」。日本でも1980年に販売を開始。すぐに様々な雑誌に取り上げられ、その高級感と機能性を兼ね備えたデザインと良質な素材に憧れる人も多いはず。今回はそのオールデンの歴史を追ってみたいと思います。

その履き心地はやみつきになる！？

SPRING COURT(スプリングコート) G1 ローカットスニーカー

SPRING COURT(スプリングコート)は1936年フランスで一番最初に作られたテニスシューズ（ローテク・スニーカー)です。

60/40 ロクヨン マウンテンパーカの元祖です

60/40(ロクヨン)　マウンテンパーカー

１９６５年にカリフォルニア州で誕生したアウトドアブランドSIERRA DESIGNS(シェラデザイン)。カリフォルニア州バークレーにあるショップ『スキーハット』に勤務していた2人の青年、ジョージ・マークスとボブ・スワンソンはアウトドアスポーツやキャンプに明け暮れる日々を送っていた、ある日海で激しい暴風雨に巻き込まれて遭難し、九死に一生を得て生還をします。

Ben Sherman x Dazed & Confused／ Englishman in New York

 イギリス発「Ben Sherman」の秋・冬コレクション・プロモーションビデオ。New Yorkに住む英国人たちを紹介しています。どの人も自分たちの国の色をうまく取り入れてますね。

Paraboot (パラブーツ) 新作は待望の‥‥

今回は過去の記事で紹介しましたパラブーツの最新情報をお伝えします。

今秋20年ぶりに復活を遂げたパラブーツの“YOSEMITE”（ヨセミテ）モデルです。

イラストから見る「古き良きアメリカ」／ Ward Brackett (ワード・ブラケット)

「古き良きアメリカ」1940〜60年代までを順に、アメリカ人イラストレーターとして活躍したワード・ブラケットの作品から覗いてみましょう。上写真は1952年作品。

スナップ写真 ／ メルローズにて

カフェテリア・カリフォルニア (1)／ Balconi Coffee Company

シューレアリスト詩人、アンドレ・ブルトンは、第一次世界大戦後やりきれない怒りを胸に街を徘徊していた時代についてこう回想しました。

「街の中で僕らの居場所はカフェだけだった。」

その後、彼はお気に入りのカフェに通いつめ、そこで出会ったアーティストたちと「シューレアリズム革命」なるアート運動を起こすことになるのです。

「カフェテリア・カリフォルニア」と銘打ったカフェ巡り。ブルトンが経験した様な出会いがあるかは分からないけど、ロサンゼルス周辺にある、おしゃれで落ち着くカフェを紹介していきます。第１回目はソーテル・ブルバード × オリンピック・ブルバードに程近い「Balconi Coffee Company」です。

重量級アメリカ仕様のスウェット／ CAMBER (キャンバー)

CAMBER HOODED WITH THERMAL

 ペンシルベニア州のスポーツウェアブランドCAMBER(キャンバー)のパーカー。表地は約355gのスウェットで、裏地は保温性たっぷりのサーマル仕様。アメリカらしいヘビィーデューティー なアイテムです。

スナップ写真／ ベニス、アボットキニー通りにて

赤のアメフト・ジャージー、うまく着こなしています。

皮はあなたと一緒に成長する : IL BISONTE (イル・ビゾンテ)

IL BISONTE/ワニー・アントニオ・ディ・フィリッポ

偉大な職人であり、レザーバッグ・ブランドとして不動の地位を築いた「IL BISONTE (イル・ビゾンテ)」創業者でもある、ワニー・アントニオ・ディ・フィリッポは煙草をくわえてこう言いました。

「雨が降ればどちらも濡れ、晴れればどちらも日にあたり、あなたが日焼けすれば、バッグも日に焼けます。あなたのイルビゾンテはあなたの一部になるのです。」

今回はイルビゾンテのおすすめアイテムを紹介します。

話題のプレッピー本「Preppy: Cultivating Ivy Style」

a still from Love Story with Ryan O'neal and Ali MacGraw (WWDより)

Jeffrey Banks氏とDoria de La Chapelle氏共著による「Preppy: Cultivating Ivy Style」が10月4日に発売されます！50年以上続くプレッピー文化のルーツから流行、現代にいたる広がりまでが、今まで公開されることのなかった歴史的写真と共に綴られているらしいです。それに先がけアメリカの一部のファッション界ではこの新しいプレッピー本が大きな話題となっており、その内容が様々なところで取り上げられています。今回はその一部を紹介します‥‥　

伝統が刻み込まれたベスト: ORTEGA'S (オルテガ)

アメリカ南西部ニューメキシコ州サンタフェにある小さな村チマヨ(chimayo)。1700年代初期にできた村にOrtega（オルテガ）と言うファミリーが織物の技術を持ってこの地にやってきました。そう、後にアメリカを代表する工芸品となり、海を渡り日本へとその人気を移すこととなる「ORTEGA'S (オルテガ)」の誕生です。

もうお持ちですか？

1941年マサチューセッツ州ボストンの老舗アウターウェアメーカー「FIDELITY（フィデリティ）」のCPO JACKET紹介です。これからの季節出番が増えそうな一品。

スナップ写真 ／ ベニス、アボットキニー通りにて

アボットキニー通りにある洋服屋「The Stronghold」の店員の２人。

撮影禁止だったので店内はお見せできませんが、店の外観はレンガ造り・店内はビンテージ調の家具や内装で埋め尽くされ、かなり渋い雰囲気。

AldenやWhite'sが置いてあるLAでも数少ないお店です。

 

ジーンズ等、「The Stronghold」オリジナル・アイテムも数多くあり、そのどれもが良き古きアメリカのにおいを漂わせています。

ベニスを訪れる機会があればぜひ行ってみてください！

小物にもプレッピーを、反則級のかわいさで

Kiel James Patrick: 「New England Ivy」コレクション

良質なビンテージ・ファブリックからインスパイアーを受け、プレッピーのためのアクセサリーを作り続ける Kiel James Patrick (キール・ジェームス・パトリック)。すべてハンドクラフト造りのこだわりを持ち、スタンダードモデルとなるブレスレットでは絹、ヘリンボーン、ツイードやタータンなどの様々なファブリックを絶妙に組み合わせ、その色鮮やかさで手元を目立たせます。

そのブレスレットに新しい11年秋コレクションが追加されました。

スナップ写真 ／ ベニス、アボットキニー通りにて

今だからこそあえてド定番 : RED WING (レッド・ウイング)

RED WING

言 わずと知れたブーツ・メーカー、レッド・ウィング 社( Red Wing Shoes )。その会社の創始者 チャールズ・べックマンは、１９世紀後半に新天地への夢を胸にドイツからアメリカへ移住した。１７歳だったべックマンはアメリカ内陸部、ミネソタ州のレッ ド・ウィングシティーで列車を降り、革工場に職を見つけた。そこで働くうちにべックマンは自然に革製品である靴に興味を持つことになる。そして1883 年、ついに靴屋を始めるに至る。『本当に良い靴を売りたい』という彼の気持ちは、町の人々の評判になり、その真摯さは来店した客の足にぴったりと合わない ときは頑なに販売を拒むほどであった。

創始者”チャールズ・ベックマン

ミネソタ州にあるレッドウイングの工場

今回は、そのあまりにも有名なレッド・ウィング社の一押しモデルとその逸話をご紹介‥‥

最強のプレッピー・スタイル・ガイドの新刊「Take 8 Ivy」

林田昭慶氏 ( 撮影) の前著「Take Ivy」に続き、現代のアイビー少年に捧ぐ第２弾「Take 8 Ivy」が6月に発売されました!

プレッピー・スタイルが最も輝いていた1960年代。前作「Take Ivy」では、著者でもある林田昭慶氏がその1960年代に、ハーバード、エール、プリンストン、ダートマウス、などの様々なアイビー・リーグ大学を巡り、流行であった「プレッピー・スタイル」に身をつつんだ学生たちのリアルなライフ・スタイルを紹介しました。 この本は、一部のエディションがebayにおいて5万円以上で販売されるなど、そのリリース以来、世界で最も人気のプレッピー・スタイル・ガイドとして評価されています。

スナップ写真 ／ ベニス、アボットキニー通りにて