シューレアリスト詩人、アンドレ・ブルトンは、第一次世界大戦後やりきれない怒りを胸に街を徘徊していた時代についてこう回想しました。
「街の中で僕らの居場所はカフェだけだった。」
その後、彼はお気に入りのカフェに通いつめ、そこで出会ったアーティストたちと「シューレアリズム革命」なるアート運動を起こすことになるのです。
「カフェテリア・カリフォルニア」と銘打ったカフェ巡り。ブルトンが経験した様な出会いがあるかは分からないけど、ロサンゼルス周辺にある、おしゃれで落ち着くカフェを紹介していきます。第1回目はソーテル・ブルバード × オリンピック・ブルバードに程近い「Balconi Coffee Company」です。
「Balconi Coffee Company」ロゴ |
ロサンゼルスでは本当に珍しくサイフォン式でコーヒーを入れてくれます。そのコーヒーを作る工程は珍しく、見ていて楽しめます。約6種類の豆 (入荷時期によって数は異なるらしい)から選ぶことができます。僕のオススメはコスタリカ産。その他にもブラジル産、グアテマラ産など色々あります。
挽いた豆はいったんお客さんに渡され、渡されたお客さんはその匂いを嗅ぎ出来上がったコーヒーを想像します。
あとはオーナーであるレイさんが一つ々丁寧に豆をかき混ぜ、入れてくれます。
他のお店に比べ、BGMが静かな「Balconi Coffee Company」店内。そのため、よりコーヒーの味に集中することができますし、落ち着いて勉強や仕事をしたい人には持って来いです。
ぜひ一度行ってみてください。ここのコーヒーのおいしさはやみつきになります。
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