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RED WING |
言 わずと知れたブーツ・メーカー、レッド・ウィング 社( Red Wing Shoes )。その会社の創始者 チャールズ・べックマンは、19世紀後半に新天地への夢を胸にドイツからアメリカへ移住した。17歳だったべックマンはアメリカ内陸部、ミネソタ州のレッ ド・ウィングシティーで列車を降り、革工場に職を見つけた。そこで働くうちにべックマンは自然に革製品である靴に興味を持つことになる。そして1883 年、ついに靴屋を始めるに至る。『本当に良い靴を売りたい』という彼の気持ちは、町の人々の評判になり、その真摯さは来店した客の足にぴったりと合わない ときは頑なに販売を拒むほどであった。
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創始者”チャールズ・ベックマン |
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ミネソタ州にあるレッドウイングの工場 |
今回は、そのあまりにも有名なレッド・ウィング社の一押しモデルとその逸話をご紹介‥‥
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RED WING BECKMAN |
レッドウィングの創業者であるチャールズ・ベックマンの名を冠したブーツ。創業当初のレッドウィングを彷彿させるプレーンでクラシックなスタイルが特徴です。” フェザーストーン”と呼ばれる、原皮の段階で全体の5%しか存在しない最上質の革を独自の方法でなめし、ホーウィンレザーのような「光沢感・しなやかさ」 を保ちつつ、より肉厚に耐久性を高めた新素材を使用しています。レッドウィングのフラッグシップ的な存在と言えるモデルです。
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RED WING POSTMAN CHUKKA |
数あるモデルの中でも特にオススメなのがこのポストマンのチャッカブーツ(復刻)です。1954年、レッドウィング社がポストマンとポリスマンの為に発売したこのブーツは、グリップが良くクッション性の高いウエッジ型のラバーソールと、光沢のある黒いコレクテッド・グレインレザーが特徴です。当時毎日大量の手紙が納められた大きなカバンを抱えながら歩いて手紙を配達する郵便局員にとって何よりも頼もしいものであったでしょう。靴の再度に縫いつけられた「SR/USA」のタグは、SR/USA standard(slip-resistant, made in USA with a tag designated SR/USA)への適合の証であり、USPSの規定で定める職員の靴であった事も意味しています。
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SR/USA standard(slip-resistant, made in USA with a tag designated SR/USA) |
これだけ履き潰してもソールを交換すればまだまだ大丈夫!!
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ERIC CLAPTON |
有名人の愛用者も多く、エリック・クラプトン(ERIC CLAPTON)やブッシュ前大統領(父)も履いています。
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